読・独・毒

初めまして、「ドク書房」という屋号で本屋的活動をしたりしなかったりしております、渡邊です。

ドクさん、ドクちゃん、という愛称で呼ばれています。どうぞよろしくお願いします!

さて、この「ドク書房」という屋号、会う人からよく「いい名前だね!」と褒められることが結構あります。

実際、自分で考えておいてなんですが、すごくいい名前だなって思います。語感とか(笑)

そしてまた「ドク書房の『ドク』ってどういう意味?」と聞かれることも同じくらいあります。

というわけで、この記事ではドク書房の「ドク」についてお話ししたいと思います。

 

三つのドク

ドク書房のドクには三つの意味をこめています。

読書の「読」 孤独の「独」 解毒の「毒」の三つです。

読書から「読」を連想したり「ドク」から「毒」を連想する方が多いのですが、「独」もあります。ドク書房は「読書房」であり、「独書房」であり、「毒書房」なのです。

ではどのようにドク書房が生まれたのか、少し語ってみたいと思います。

 

大学でぼっちになってしまった。

僕は大学の入学直後にうまく周りの同輩と馴染めず、ひとりぼっちになってしまいました。

大学受験のストレスを機に発症したアトピー性皮膚炎によって身体や顔がボロボロになってしまったり、希望していた大学に落ちてしまって学歴コンプレックスを拗らせてしまったり、単純にコミュニケーション能力に難があったりと様々な要因があったのですが、とにもかくにも友達ができずひとりぼっちになってしまいました。

それまでの人生経験の中では、幸運なことにたくさんではないものの友人関係には恵まれ続けていたので、そうした環境の変化の渦に耐えられず人生を呪詛したり憂いたりしていました。

そうした中で、ぐずぐずに崩れ落ちるメンタルをどうにかして形をとどめておくために、僕は必死になって現実逃避をしました。

図書館にこもって本を読んで時間をやり過ごしてみたり、「武蔵野大学ぼっち飯同好会」というサークルを立ち上げて活動してみたりしました。

とくにこの「武蔵野大学ぼっち飯同好会」で行った活動が色々な人の目に留まり、そうした中で出会った人と関わったことで様々な学びがありました。詳細を書くと無限にページを割くことになるので割愛しますが、活動をしていく中で幾つかの気づきを得ることができました。

 

読書は孤独を解毒する

一つは孤独は人を殺す毒になること。一人でいることを受け入れられないと、自分を責めたり人を信じられなくなったりして、じわじわと自分を殺してしまう猛毒に身体が侵されてしまうことを知りました。

一つは読書は孤独を癒すきっかけになること。読んでいる間、孤独であることを忘れさせてくれたり、ひとりぼっちなのは自分だけでないと気づかせてくれたり、どうすれば自分の状況を改善させることができるのか道を示してくれたりと、様々な形で孤独から逃げる術を本は与えてくれました。

「読書は孤独を解毒する」

こんな気づきがありました。

 

一箱古本市に出てみた

大学生活を送っている中で、大学の近くに新しく古本屋ができて、そこの店主さんと話すようになりました。ある時、話していると、一箱古本市なるものがあるということを店主さんは教えてくれました。

一箱古本市というのは、本のみを扱うフリーマーケットで、抱えられるくらいの段ボール一箱分の本を持ってきて会場で売ることができるというイベントです。最近は全国津々浦々で週末に開催されています。不忍ブックストリートで行われる一箱古本市がとくに有名ですね。(不忍ブックストリート一箱古本市

そうした活動を知っていつか出てみたいという思いを抱いていたのですが、大学四年の夏、ジュンク堂池袋本店で一箱古本市が行われることを知り、応募し、そしてドク書房が始まりました。

出店することにしようと決めた時に、お店の屋号を決める必要があり、そこで「ドク書房」と決めました。(余談ですが、いくつか考えていて「古本屋 孤独堂」とか「books CoA」とか考えたんですけど、母親から一蹴されて、一番シンプルだったものを選んだところ「ドク書房」になりました)

先述したドク書房の「ドク」にかかる三つの意味は名付けた時にはなかったのですが、振り返ると大学生活を送っていく中で得た気づきが結果としてドクに集約していたため語るようになりました。

平井の本棚では

店番、選書や仕入れ、ワークショップ、またオリジナルグッズの製作、そしてブログ運営など様々な形で関わっていきます!古くて新しい本屋に、自分のできることをできる形で力になれるように頑張ります。

どうぞよろしくお願いします!

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