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コーヒーの集い in 平井の本棚 ~「おいしい」コーヒーの作り方 ~
2021年3月28日 @ 2:00 AM - 5:30 PM
本講座では、珈琲の基礎知識、抽出や焙煎の実技、そして珈琲を通してみえてくる歴史や文化、世界について学びます。
【日 時】2021年3月28日(日) 14:00~15:30
【場 所】平井の本棚 2 階イベントスペース
【講 師】小山伸二(書肆梓主宰・詩人)
【参加費】3,520 円(税/実習費用込) *焙煎した豆をお土産にお持ち帰りください。
書籍付5,500円(税/実習費用/送料込)
【定 員】10名
【申し込み】Peatix
【お問い合わせ】hirai.shelf.net@gmail.com
緊急事態宣言がようやく開けるかとはいえ、まだ花見に浮かれるのは禁物。
そんな春の昼下がりは、平井の本棚2階のカウンターで、本に囲まれて静かに珈琲について学んでみませんか?
講師の小山さんは、柴田書店で珈琲専門雑誌の編集に長年携わり、現在は大学や調理専門学校で食文化に関する講義を担当。
さらに昨秋、古今東西の珈琲をめぐる書物や詩や映画を語り、珈琲文化を考察する著書を上梓されました。
巣籠り期間、珈琲豆をお取り寄せして、焙煎や抽出への関心が高まった方。カフェのざわめきが恋しかった方。
珈琲をめぐる濃い内容でお届けします。ご参加お待ちしています。
【当日の流れ】
パート①:「おいしい」コーヒーの 60分
*自分なりの「おいしい」コーヒーを探そう
*コーヒーの味を作るものは何?
*コーヒーの味を作る「チャート」
コーヒーの抽出方法のあれこれを知る
*コーヒー抽出の実践
ペーパードリップで実習
*コーヒーの味を決定づける「焙煎」をやってみよう
自宅でできる「焙煎」のやり方を学ぶ
パート②:コーヒーの話あれこれ 30分
『コーヒーについてぼくと詩が語ること』から
*コーヒーのふたつの起源:エチオピアとイエメン
*「カフワ」の謎、あるいは「覚醒と酩酊」
慎むこと・強い酒・覚醒作用のあるもの(カートなど):ここではないどこかへ
*移動するコーヒーの500年の旅:裏庭のコーヒーから旅立ったコーヒー
*これからのコーヒー:資本主義社会のそのさき
※内容や進行は変更される可能性がある旨、ご了承ください。
※講座開催にあたり、消毒、換気等の感染症対策を実施します。ご協力よろしくお願いいたします。
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『コーヒーについてぼくと詩が語ること』
15世紀にイスラームの地で生まれたコーヒー飲用の文化から、21世紀現在のコーヒーの新潮流までを、著者が親しんできた古今東西の書物から読み解き、縦横無尽に語り尽くします。巻末には約50頁にわたる注釈とコーヒーの基礎知識及び参考文献付き。コーヒーやカフェの仕事に携わる人には、いつもと異なる視点からコーヒーを眺める機会となることでしょう。コーヒーを愛するすべての人に、コーヒーがいつもよりちょっと味わい深くなる一冊です。
【プロフィール】
小山伸二(おやま・しんじ)
1958年鹿児島県生まれ。東京都立大学法学部卒。食の総合出版社、株式会社柴田書店を経て、1988年より辻調理師専門学校に勤務。現在は食文化の授業を担当。
立教大学 観光学部兼任講師、日本コーヒー文化学会常任理事、食生活ジャーナリストの会副代表幹事。
書肆梓代表。詩人としても活動している。詩集『さかまく髪のライオンになって』(書肆梓)、
『きみの砦から世界は』(思潮社)ほか。