【店番日記:8月11日】「新訳1989」について。

8月11日土曜日、晴れ時々雨

この日は平井の本棚で行われている展示会「新訳1989」のオープニングの日でした。たまたま僕は店番の日で居合わせたので見てきました。

 

平成と言う時代は、バブル崩壊、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災などなど…「失われた20年」と表現されるように、負の側面が語られがちです。平成生まれの僕らはそうした物語を語り聞かされて育っていました。しかし当の僕らは平成こそが日常で、何も失われても停滞もしていない。平成の担い手である僕らが、僕らの見てきた世界としての平成を語り直そう。

という企画だそうです。

 

アーティストは20歳前後の若き現代アーティスト、石田遥花さん、たなかかなめさん、片山凌さんの3人。

平成生まれの若い人々の生活の中で目にしてきた生活やアイコンをテーマに作られており、体の内側を強くノックされるようなエッジの効いた作品群が展示されています。

オープニングは、キュレーターのWatanabeさんが取り仕切り、作家の石田さんと片山さんのお二人とお客さん複数人を交えて静かに始まりました。

作品を見るだけでなく、作家のお二人と話をしたり、作品の背景や作った時の気持ちなどを聞くことができました。

一見すると僕らの常識にノーを突きつけるように見える作品も、本人の口から思いや作りの成り立ちを聞くことで、存外冷静に作られていることがわかり、作品の中に、同じ人間としての温かみや冷静な視線を感じられました。

 

平井は都市と言うより下町に近く、そうした一画に常識のアンチテーゼを訴える作品の展示があるところに面白みを感じます。

Watanabeさんに頼まれて描いてみた看板があまりにも残念な出来になってしまいましたが、それもまた一興と言って笑ってくれたらと思います。

 

8月18日(土)まで展示を開催されています。

よろしければ見に来てください!!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください