「津軽こぎん刺しチクチク会」開催しました

8月26日(日)天気:猛暑(汗)平井の本棚2階で津軽こぎん刺しのワークショップを開催しました。

この日は朝からとても蒸し暑く、35度を超える猛暑…というか酷暑。不用意な外出はお控えくださいレベルの日。

こぎん刺しは青森県津軽地方に伝わる刺し子。青森は寒冷のため綿花が育たず、また江戸時代の厳しい倹約令により津軽の農民は麻しか着ることを許されていませんでした。長く厳しい冬の寒さに備えるために麻の織り目を糸で刺し埋めて布を補強していったのがこぎん刺しの生まれた背景です。

一度は廃れていたこぎん刺しですが、最近では人気が高まり、書籍もたくさん出版され、SNSでも賑わっています。

もし昔の津軽の女性たちが猛暑の中、こぎんを刺している私たちを見たら、きっと「わいは」と驚くと思います。

注:「わいは」とは津軽弁で驚きを表現する言葉。

この日は初心者でも刺しやすい「猫の足跡」と経験者向けの「竹の節」の図案を用意。初めての方が多かったのですが、皆さん習得するのが早く、黙々と刺していました。

完成~

事前の告知通り、ゆるりとした会だったのですが、ご参加された方から「また開催してほしい」というお言葉もいただき、とてもありがたかったです。

ゆるりとしたスタイルを残しつつ、定期的にみんなで集まり、こぎん刺しに触れる機会を設けられたらな、と思います。

てこなこ 小

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